12/12/2008

11月5日(2)

まあそんな冗談はさておき、今日の会場は金沢随一のジャズ・クラブ、「もっきりや」です。「もっきりや」とは一体何ぞや・・・と思って調べたところ、店頭で呑ませるタイプの一杯飲み屋であり、「もっきり」とはコップや湯呑みの縁いっぱいまでなみなみと注ぐことだそうな。初めて聞いたなー。北陸の言葉なんでしょうか。

ありました、ここにもオリジナル・ポスター。洒落た絵柄です。











木造建築を思わせる内装。木の壁、木のステージが素晴らしい音響を生み出しています。特にいじらなければならないことも何もなく、今回のツアー中、最も早くサウンドチェックの終わった店でした。



ちょっと変わった角度から。ステージにより多少の違いはありますが、ジャズ・コンボの場合ドラマーはステージの端に、中央を向くようにセットすることが多い。これはボリューム面でハンデを負っているアコースティック・ベースを中央に配し、皆に聴こえやすくするための工夫です。ドラマーのポジションからはこんな風に全体が見えています。




終わるとオーナーの平賀さんがお酒と鍋を振る舞って下さいました。本当に今回のツアー、食べ物に恵まれています。んー、美味い。右側の赤いのは鯨のベーコンです。昨今、諸外国の目は厳しいですが・・・でも美味しいよな、これも。この日は金沢大学のビッグバンドに所属する学生さんたちがいらっしゃいまして、少しですがジャム・セッションに興じました。みんな上手いなー。自分が立大のビッグバンド・クラブで頑張っていた頃を少し思い出します。楽しんで、でも真剣に音楽を語り合ったりして・・・この時期って一番色々吸収して伸びるんだよね。

12/08/2008

11月5日(1)

京都をもって関西は全て終了。一行は北陸、金沢市を目指します。途中、若狭湾の支湾の一つ、敦賀湾を望むサービスエリアで一息。






若狭湾と云えばリアス式海岸で、湾内に複数の支湾が存在しますが、その一つにはオバマ米次期大統領にあやかる町おこしで有名になった小浜市が面する小浜湾もあります。そんなトリビアも交えつつ、敦賀湾の写真など如何でしょう。はい高免くん、こっち向いてください。




到着。ホテルで一休みした後、我々がまず目指したのはここ、近江町市場。そしてその中に位置し、あるブツを扱うこの店。大きな声では言えませんが、金沢がルートに入っているのは、ここに来たかったからだという説もあったりなかったり・・・。






あった・・・その名も「百万石桶ちらし」。見て絶句。食べて絶句。・・・ツアーをリタイアして、ここの子になりたかった。

12/05/2008

11月4日(2)

そして今日は、京都三条の"le club jazz"というお店での演奏。おお、ピアノが白塗りだ・・・独特のムードを醸し出しておりますね。






三たび登場のゲスト、栗田洋輔君。彼の参加はこの日が最後とあって、一層熱のこもった演奏を繰り広げる一同。







この日はまたもや高免家の面々が広島からsurpriseでお見え。さらには砂山君のご両親、栗田君のご家族と、親族率の高い客席でした。






前日のマッサージが功を奏して、快調な私。

11月4日(1)

丸一日のオフで充電した一行は、京都へやって来ました。烏丸通、東本願寺付近から撮った、京都駅前のショット。京都タワーが見えます・・・どうなんでしょうね、あの建物は。府民の間でも賛否両論と聞きますが。もうちょっと古都に馴染む色合いとかなかったのかなー。

余り京都らしい町の風景を撮ることが出来なかったのですが、やたらと道幅が広い名古屋から来てみると、京都は道が狭い!というのが第一印象。その意味で好対照な両都市でした。これは宿泊先の前の通り。細いですね。

こちらに宿泊。ちょっと外観からは想像が付かない、ナイスなペンション風ホテルでした。チェックインするや否や、コーヒーとクレーム・ブリュレでおもてなし。落ち着くわー。ブロードバンドも完備で、ネット中毒の私にはとても嬉しい宿でした。

11/30/2008

11月3日(2)

マッサージですっかりリラックスした後は、高免くんや神田くんのバークリー時代のお友達と食事。



ぬ・・・蕎麦屋ではないか。この重度の蕎麦アレルギーを持つ私に(軽度の蕎麦アレルギーってのは殆ど存在しないと思われますが)何を食わせようってんだ・・・というのは冗談で、目指していたのは名古屋名物、味噌煮込みうどんです。



とは言え、蕎麦屋であるからには、うどんを同じ鍋で茹でている可能性を常に孕んでいるわけで・・・あ、ちゃんとメニューに「アレルギーの方は別の鍋で調理致しますのでお申し付け下さい」って書いてある。良かったー・・・とメニューを見て安心し切ってしまった私は、注文の時にアレルギーの件を言うのを忘れたのでした・・・。でも大丈夫だったみたいです。まあテーブル全員、うどんの注文だったしね。とてもコシの強いうどんで、美味しかったです。神田さん、ごっつぁんでした。

11月3日(1)

6連戦を無事終了し、11月3日は待ちに待ったオフでした。午前中は溜まった洗濯物を近所のランドリーでやっつけたり、メールのチェックをしたり。このツアー中、ネットをやる環境も然ることながら、時間も意外と取れないというのは誤算でした。ほぼリアルタイムでツアーの進捗状況をレポしようと思っていたのですが。でもまあ、こうして後からアップしていくのも慌ただしくなくていいやね。

この日、高免くんと僕には大きなmissionがありました。それは「マッサージを受ける!」というもの。風邪を引いたりこそしていないものの、身体に溜まった疲労はやはり並大抵ではなく、やはりこの貴重なオフ日を利用して受けておかねばと前日辺りから心に決めていたわけです。午後、我々が向かったのは神田家から車で10分程のところにある、銭湯

食事の予定が後に詰まっていたので、小一時間ほどしか時間は無い。「マッサージ+風呂」にするか、「マッサージのみ」で攻めるか。高免くんは前者を取り、僕は50分たっぷりマッサージしてもらうため、後者を選ぶ。このマッサージは、良かった!どう良かったかというと、ちゃんと僕の身体に合わせたマッサージをしてくれたのですね。具体的に言うと、例えば身体の右側で「ある技」を使うじゃないですか。で、「うわー、これ効くわー。左も同じことやってくれるんだろうな」と思ってると、やらない。左は左で別の技でもっていい所を突いてくる。そりゃ、人間生きていたら左右のバランスは変わっていくわけで、機械的に左右同じ揉み方をしても意味がないというのは道理でさあね。でもやっぱり機械的にやってく人が殆どで、的確に問題箇所を把握して対処してくれるマッサージ師には、中々お目にかかれないものです。ああ、この人がNYにいたら、贔屓にするのに。でも俺のことだから散財してしまいそうだ。名古屋を訪れた時のお楽しみにしておくのが良さそうです。

11/27/2008

11月2日(2)

今日のお店は名古屋市内の新栄地区にある、"Swing"です。店内の様子。天井からぶら下がるこの巨大な龍は、やはり名古屋だからなのか・・・?






60席ほどの店内は、ほぼ満席になりました。地元パワーですな。CDもなかなか良く売れていたようで、メンバーは休憩中もサインに追われていました。









この日はちょっとしたアクシデントが。高免くんがお水を貰ったのですが・・・「これ、お酒入ってるよね?」「え?」・・・おかわりを貰っても・・・「やっぱり、入ってる!」帰りに運転することになっていた高免くんはちょっと焦っていた模様。我々の想像ではグラスに入れる氷のケースにお酒がこぼれていたのでは、ということだったのですが、真相は判りません。同じ水を飲んだ砂山くんは演奏中に回ってしまったとか(笑)。僕も同じの飲んだんだけどね・・・よく判りませんでした。鈍いのかなー。

11月2日(1)

いよいよ6連戦の最後、名古屋へ。ここまで共に戦い抜いたメンバー達は、気持ちを一つにするのだった・・・







「・・・明日はオフ」。


名古屋はピアノの神田くんの出身地です。彼は地元のジャズ愛好会の会報にNYから寄稿しているそうで、今日はその関係の方々も御来場下さいました。





!!












自分がカメラ持ってんだから当たり前ですが、自分自身の写真が極端に少ない。後で他の人たちと交換しないとな・・・。これは上に写っていた妖怪・・・もとい、砂山くんが撮ってくれたものです。

11/25/2008

11月1日

6連戦の5日目は大阪です。上郡の静けさと自然の美しさから一転、大都会の喧噪と猥雑の直中に放り込まれて、少なからぬ狼狽を覚える僕の心。その所為か、大阪は写真が殆ど残っていません。シャッター押す気にならなかったんだろうなあ。でも元が都会っ子ですから、歩いているうちに気持ちはどんどん落ち着いて行きました。


今日のライヴは大阪でも屈指のジャズ・クラブ、JAZZ-ON TOPにて。







一日置いて、再び栗田くんがゲスト出演してくれました。普段ギター・カルテットで演っているところに管楽器奏者が加わると、曲の新たな可能性が浮かび上がってきます。更にその管楽器奏者が栗田くんのような強者のソロイストである場合、インプロヴィゼーションの内容にも大きな変化が現れます。毎日演奏し続ける中で新鮮さを保っていくのは難しい場合もあるのですが、このクインテットでのライヴは良い刺激になったのではないでしょうか。

大阪は砂山くんの地元ということもあり、彼のご両親や、お友達もご来場。ロケーションの良さとお店のネーム・バリューも手伝って、ふらりと立ち寄ったという感じのお客様も結構いらしたようですね。中々の盛り上がりを見せました!

10月31日(3)

しかし、この夜我々を打ちのめしたのは、このお酒、「米のささやき」だったのでした。


中でもこの一品は「YK-35A-35B」という日本酒らしからぬ名が冠された特別なもの。いやね、安則さんの奥様を始め、皆さんが「YK出して、YK」と仰っているのを僕らは不思議に聞いていたんですよ。写真をクリックして拡大してみて下さい。「Y=山田錦」「K=熊本吟醸酵母」「35A=麹・酒母の精米歩合35%」「35B=掛け米の精米歩合35%」・・・要するに、玄米100俵が35俵になるまで磨いた山田錦だけを使っているということだそうで。もう「イヤミのカケラも無い」味です。すいすい入っていきます。程なくこの貴重なお酒を飲み干してしまった我々に、「じゃあ今度はYKじゃないけど」と言って出された「米のささやき」のレギュラー版(?)は、精米歩合40%の大吟醸でした(笑)。レベル高過ぎ!しかも残った分はお土産に頂いてしまいました・・・何から何まで、有難うございます。御馳走さまでした!

10月31日(2)

終演後、安則さんの行きつけという小料理屋さんにて打ち上げ。こんなバナーまで用意されているなんて。ちなみに、安則さんが用意して下さった宿もちょっと考えられない程立派で、上郡での一泊は我々に束の間のスター気分を味わわせてくれたのでした。



鮃の薄造りで先制パンチ。









鴨肉のロースト。実は好物だったりします。うーまーいー。








こちらは地鶏。柔らかい!香りが良い!味が深い!

11/20/2008

10月31日(1)

一夜明けて、6連戦4日目は兵庫県赤穂郡の上郡町という所で演奏します。赤穂浪士の里ですね。途中、山陽道の白鳥SAにて奇妙な建造物を発見。「白鳥の斜塔」・・・給水塔らしいです。姫路市の条例で、景観に配慮したデザインを求められているとか。


今日の会場は「東蔵」と云い、以前酒蔵であったのをイベント・スペースとして改造した場所のようです。







この日のライヴは、高免くんの2ndアルバム、"From Now On"(ひょっとしてアルバムの名前出したの今回が初めてじゃないか・・・?やばっ)のレコーディング・エンジニア、西村昂洋氏の故郷が、ここ上郡であることから実現したもので、当の西村氏はNY在住なのですが、これまた町を挙げての一大イベントとなっていました。





元町長であったという、安則さんという方のお力添えで実現したこのライヴに訪れたお客様はおよそ150人・・・!人口約17,500人という町で、しかも出演者の知り合いが殆どいないというのに、この数字は凄い。写真に取り損ねてますが、MCやPAはもちろん、スライド・ショーまで用意され、音響的にはもちろん、視覚的にもツアー中最も美しいライヴだったのではないでしょうか。ジャズに余り親しみのなかったお客様にも楽しんで頂けたようです。

蔵の二階の様子。ここで落語会などのイベントも開かれるとのことです。

11/18/2008

10月30日(2)

今日演奏するのは、三宮にあるGreat Blueというお店です。その名の通り、青で統一された店内。







時差ボケもすっかり解消して、元気な私。








今日は何と、高免家のご両親と、そのお友達が広島からsurprise visit。演奏にも気合いが入ります・・・あれ、一人多いような?そうです、今日はスペシャル・ゲストにサックスの栗田洋輔氏をお迎えしてのクインテット。栗田くんは、高免くんや神田くんのバークリー時代の同期。そして、それ以前は同志社大のビッグ・バンドに所属していて、僕が所属していた立教大のビッグ・バンドとの交流を通じて、僕と一度会っているとのこと。だがその頃既にOBであった僕の記憶はすっかり朧げになってしまって・・・済みません、覚えてませんでした(泣)。感動の再会になり得たのに・・・ホントーに申し訳ございません。でも栗田くん、素晴らしいサックス吹きです。神戸の他に、今回は大阪と京都のライヴにも参加。ハイ・エナジーな演奏で盛り上げてくれました!

この方が栗田くんです。現在、東京と京都を中心に大活躍中。終演後、彼も含めたメンバーと、近くの「希望軒」でラーメン。「希望軒」と書いて、「ホープ軒」と読む・・・が、東京、神宮外苑の老舗「ホープ軒」とはどうやら別物のようです。スープは同じとんこつ系ですが。私が頼んだのは、「ピリカ」という少し辛めのラーメンと、「替え飯」。「替え玉」ではなく、「替え飯」。ラーメンのスープを利用した雑炊になるわけですね。美味かったです。更にこの後は、ホテルにて呑み。栗田くんとも話が弾んで、とても初めて会う感じがしませんでした(・・・だから初めてじゃないんだって)。

10月30日(1)

一夜明けて6連戦の3つ目、今日は神戸です。いやー都会ですね、神戸は。そしてお洒落な感じ。しかし食いしん坊一行は、きっと存在するであろうお洒落スポットには目もくれず、中華街を散策することにしました。もはやこのツアー・リポートの大半を占めつつある各地の美味いもの情報のためにも。はい、高免さん、こっち向いて。何だか及び腰っすね。




砂山くんの推薦により、豚まんの有名店、老祥記を訪れました。「元祖」と書いてありますな。「ぶたまん」発祥の地を謳っております。





小振りな饅頭ですが、肉汁が多くて美味しい!一人2個ずつ食べまして、まだまだ行けるのですが、他の屋台のものも食わねば!というわけでここは辛抱。



連日の贅を尽くした食生活で少し太ってきたか・・・?いやいや、気の所為でしょう。こちらはフカヒレラーメン、300円也。小さい器だとは言え、安い。そしてこれまた美味しいです。

11/17/2008

10月29日(2)

店内でサウンドチェックの準備に取り掛かるメンバー一同。左側の壁にはオーナーの所持する数々のギターが掛けてありました。





こういったツアーでは、毎日異なるドラムセットで演奏することになります。毎日が「今日のドラム・セット」との出会いなわけですね。シンバルとスネア・ドラムだけは自分のものを持参していますが、やはりセットによって得られる音は変わってくるので、柔軟に対応していくことが求められます。で、本日の「今日のドラム・セット」はこれ。グレッチ製の小振りなジャズ・キットです。む、ちょっとステージ上が混み合っているようだ・・・どうやってセットの後ろまで辿り着こうかと思っていたら、「横の柵乗り越えて」とオーナー。マジか・・・結局本番での入退場もそうやって行われたのでした(笑)。

我々の終演後、高免氏の主導で地元のミュージシャンの方々とのジャム・セッション。やり飽きているようなスタンダードも、高免くんがちょっとアレンジを一捻りしたことで挑戦しがいのあるマテリアルに変わりました。こういう工夫が惰性を打ち破り、自分のキャパを広げるのには重要なんですよね。


オーナーの増田さんも交えて全員で記念写真。写真を撮ってくれた女性店員さんの掛け声が「キムチっ」だったのが斬新でした(笑)。





そして・・・その後なんと、こんな御馳走を振る舞って下さいました。すき焼き!生ハム!それから「ちくわどうふ」という、まあ豆腐ですわな。美味。鮎の煮付けも頂きました。横に座った高免氏は、テキーラをタンブラーでガンガン振る舞われて、翌日ちょっと残ったようです(笑)。「無くなる前にどんどん注がれちゃったので、幾ら呑んだか良く判らなくなりました」(高免)